2016年9月13日火曜日

便秘の種類とその改善策!


おはようございます。
 
トモです。
 
前回、おならについて真剣にお話をさせていただきました。

参考になりましたでしょうか?

私は臭いがしないことをいいことに、なるべくおならを我慢しなくなりましたね。

臭いや回数をチェックをしながら、節度をもって、うまく付き合っていこうと思っています。

おならは、腸内のバロメーターになりえるので良く観察してみてくださいね。


では今回は、おならの臭いにも関係している「便秘」についてです。

 

特に多くの女性が悩んでいると言われる「便秘」。

現に国民調査では日本女性の2人に1人が便秘という結果が出ているそうです。

たしかに「便秘」で悩んでる人って周りにもたくさんいますよね。

3日出ていないとか1週間出てないとか。

なぜ出ないんでしょうか?

そもそもなんで「便秘」になるのでしょうか?
 
「便秘」といっても、その人によって原因や症状が異なります。

生活習慣の乱れやストレスといったことから、腸や胃などが悪く、長期化すると大変になるものまで。

今回は、食生活や生活習慣などが原因で起こる「便秘」の種類とその改善策についてズームインしていきます。

もしあなたが「便秘」で悩んでいるなら、そろそろ別れを告げましょう。

悲しい別れではないのだから・・・



| 便秘のほとんどは機能性便秘!?


















機能性便秘とは食生活や生活習慣が原因で起こる便秘です

病気で起こる便秘と違い、自分の意識や努力で改善できると言われています。

そして、この機能性便秘は3つのタイプに分かれています。

自分の状態と重ね合わせながら見ていきましょう!


①弛緩性(しかんせい)便秘


日本人に最も多いと言われるのが弛緩性便秘です。

加齢や運動不足によって、排便に必要な腹筋や内臓の筋力が衰えてしまうのが原因のようです。

内蔵の筋力が衰えると腸がたるんでしまい排便に必要な力が入りません。

水分や栄養不足も原因の一つです。

水分が不足すると便が硬くなってしまいスムーズに排便できません。

また排便をうながすためには、栄養のバランスが整った食事が必要になります。

こんな症状があるなら弛緩性便秘の可能性がありますよ。

・便が黒くてコロコロしている
・お腹が張っている
・肌が荒れている

ぜひチェックしてみましょう!


【改善策】

適度な運動が効果的です。もちろん腹筋は効果的ですが、正直キツイですよね。そういった方は腹式呼吸をやってみましょう。

息を吸ったときにお腹を膨らませ、吐いたときに凹ませます。

また横になって上半身と下半身をねじったりすることで腸に刺激を与えることも有効です。

水分をこまめにとり、栄養が不足してると感じたら健康食品やサプリメントなどで補ってあげましょう!



②痙攣性(けいれんせい)便秘


痙攣性便秘は精神的なストレスなどで大腸が痙攣しているような状態となり、排便する力が弱まって起こる便秘と言われています。

ストレスはもちろん寝不足などで自律神経が乱れることも原因の一つようです。

腸の動きが鈍くなると言われる弛緩性便秘と真逆のタイプですね。
 
ではどういった感じになるのか見てみましょう。

・便秘と下痢を繰り返す
・コロコロした硬い便が出やすい
・下腹部が痛む

こんな症状の方は注意が必要です。


【改善策】

とにかく一番の原因はストレスです。ストレスを無くすことは難しいですが、日頃からうまくストレスを解消して溜めていかないようにすることが大切です。

また寝る前にストレッチなどの軽い運動は、眠りを深くし自律神経の正常な働きを取り戻すことが期待できます。

痙攣性の場合は大腸が過剰に働いている便秘なので、食物繊維の過剰摂取は逆効果となるので注意が必要です。

便秘薬や下剤なども症状を悪化させると言われているので覚えておきましょう。



③直腸性便秘


日頃から便を我慢している人によく起こるのが直腸性便秘です。

我慢すると便が出る態勢が整っているのに神経が鈍くなってしまい、便意を感じずらくなってしまうのです。

そのうち脳からの「排便命令」がなくなり、便意そのものを感じなくなってしまいます。

加齢によっても神経の働きが鈍くなるので注意が必要です。

こんな方は要チェックです!

・便意を我慢することが多い
・痔など、肛門付近に問題を抱えている
・とにかく便が硬い


【改善策】

規則正しい生活を送ることを心掛けましょう。

毎日決まった時間にトイレに行く習慣を作るだけでも効果的です。

便秘に良いとされる食物繊維は「水溶性」と「不溶性」の2種類がありますが、「不溶性」は便の量が増えて、逆に詰まる可能性があるので、「水溶性」の食物繊維を積極的に摂っていきましょう!

※食物繊維についてはまた別の機会にお話しさせていただきます。

 

| 便秘にさようなら











 

今回は、食生活や生活習慣が原因で起こる機能性便秘についてのお話でした。

たかが「便秘」といって侮ってはいけません。

「便秘」が原因で腸閉塞を患い亡くなった方がいるとテレビでやっていました。

便秘には様々な種類があり、この他にも大腸がんなどの病気が原因で起こる器質性便秘というものもあります。

血便や激しい腹痛がある場合はすぐに病院に行きましょう!

また便秘の症状によっても、その対策が変わります。

間違った方法は逆に症状を悪化させてしまうことがあります。

ぜひ自分の症状をチェックして毎日の快便生活にお役立てください!



私の母は長年「便秘」に悩まされていたので、このことを教えました。

案の定、間違った対策をしており「もっと早く教えてよ」言われました。

私は空を見上げ「たしかにな」とつぶやきました・・・

ものすごく青い空でした・・・