2016年12月8日木曜日

肌と関わりが深い「ホルモン」って?


おはようございます。

エリです。


あっという間に今年も残りわずかになってしまいました(´∀` )

それと同時にすっかり乾燥しやすい季節になりましたね。

肌が乾燥する原因は空気が乾燥しているだけではないようです。

皆さんは「ホルモンバランス」についてどのくらい知っていますか?

年齢と共に減少する女性ホルモンはお肌と密接な関係があるのです。

そんなホルモンについて2回にわたり、解説していきます!




【細胞の再生修復を担う若返りホルモン】

成長ホルモンは「若返りホルモン」とも言われ、体の成長や代謝などをつかさどっていますが、加齢と共に減少してしまいます。

この成長ホルモンは睡眠中に分泌されるのですが、入眠の時間に関係なく、睡眠後の2時間くらいまでの深い眠り(ノンレム睡眠)の時に多く分泌され、傷んだ細胞の再生修復を行います。

また、睡眠中に血行を促し、新陳代謝を活発にして、美肌を維持する大切な役割をもっています。そのため睡眠不足は、成長ホルモンの分泌を減少させて、肌荒れや肌老化の原因となるのです。



【体内時計を調整する、幸せホルモン】


私たちの体は、体温の変動や睡眠と覚醒、ホルモンの分泌などを約24時間周期で繰り返しています。この人間が生まれながらもっている体内時計を「サーカディアンリズム」と言い、体温が朝の起床とともに上昇し、午後にはピークを迎え、その後は下がっていくのは、この体内時計によるものです。

実際の「サーカディアンリズム」は25時間周期で、外部環境と約1時間のずれがあります。このずれは朝日を浴びることでリセットでき、同時に「セロトニン」というホルモンを分泌します。

「セロトニン」は精神面に大きな影響を与え、精神を安定させることで幸福を感やすくなるため「幸せホルモン」と言われます。また、新陳代謝を促して、病気や老化を予防する働きもあるのですが、加齢と共に分泌量が減少してしまいます。


【幸せホルモン、セロトニンの増やし方】


セロトニンの不足を引き起こす大きな原因と考えられるのは・・・

・運動不足

・あまり外出しない(日光を浴びない)

・栄養が偏ってセロトニン形成の材料が足りない

などなど多くは生活習慣の乱れです。


気分転換の効果以外にも女性にとって欠かせない働きがある「セロトニン」。
今日からできるセロトニンの増やし方を参考までにどうぞ!



1.太陽の光をよく浴びる



セロトニンは脳の覚醒(起きていること)を促します。
先ほども話しましたが太陽の光を浴びないと、セロトニンとメラトニンの分泌のバランスや体内時計が狂ってしまうため、不眠になる場合があります。

朝、目が覚めたらカーテンを開けて、太陽光を部屋の中に取り入れましょう。


2.リズミカルな運動をする



スクワットや階段の昇り降りなど、一定のリズムを刻む運動を反復して行うとセロトニン神経が活発化されると言われています。
外出した際には駅などのエスカレーターは使わずたまには階段で昇ってみるのも効果的です。

3.食事の際によく噛む



運動が苦手な方には、毎日食事をする際行う噛む(咀嚼)もリズミカルな運動と同じくセロトニンの活性化に役立ちます。その他にも顎の筋肉の維持、シワ防止など様々なメリットがあるのでどなたでも実践できるでしょう。

とは言っても、仕事や家事など生活習慣を急には変えられないですよね。
ちなみに腸内環境を整えると腸内細菌の活動も活発化するため、セロトニンの材料が脳へ運ばれやすくなります。まずは食事やサプリメントからセロトニンを増やすことをおすすめします。



お肌は30代から急激にハリがなくなるなどよく聞きますが

その変化はホルモンバランスの影響かもしれないですね。

ホルモン減少を補うには日々の生活習慣を見直すことが大切です!

次回も引き続き、ホルモンについてご紹介していきます。