約350g=昔の日本人
約1000g=パプアニューギニア人
これって何の数字かわかりますか?
おはようございます。
トモです。
正解は1日の便の量です。
前回「便の量が昔に比べて減っている」という話をちらっとしましたが今回は丸々「便」についてお届けします。
昔から、汚い=排泄物=「便」というイメージが先行し、なかなかの扱いを受けてきました。
かろうじて「うんちくん」というキャラクターに救われてはいましたが・・・
しかし「便」は単なる排泄物ではありません。
あなたの健康状態を教えてくれる貴重な情報源です。
ですので毎日、量や形、色などをチェックするよう心がけましょう!
「便」は健康のバロメーター。
大切な腸内細菌を整えるチャンスなのだから・・・
|この量の違いは何?
日本人の便の量は昔に比べると150gも減っています。
150gというとだいたいバナナ1本分ぐらいです。
結構な量ですよね。
それよりもビックリなのがパプアニューギニア人の1000g!!
日本人の5倍です。
この違いはなんなのでしょうか?
その秘密はやはり食生活だったんです。
パプアニューギニア人の主食はイモ類、副食に野菜、豆類。
食物繊維が豊富に含まれた食べ物ばかりだったんです。
前回も話しましたが現代の日本人は食物繊維の摂取量が減り、便の量も少なくなっています。
便の量が減る=腸内細菌が減る
でしたね。
このまま量が減り続けると腸内環境が悪くなる一方です。
|形と色と匂い
まずは理想の便をご紹介します。
こちらです。
「バナナのような形、艶のある黄土色、匂いがきつくない」
これが理想です。
逆に
・色が黒い
・コロコロと硬い
・柔らかい泥状
強い臭いがする便は腸内環境が乱れいる証拠です。
また特に注意しなければいけないのは、血便です。
痔以外の血便のほとんどが大腸の病気による出血と言われています。
ちょっとでも怪しいなと思ったら、専門医(消化器内科)の診察を受けるようにしましょう。
|理想の便を求めて
腸内細菌を整え、理想の便にするにはやはり食物繊維はかかせません。
食物繊維は
・腸内をキレイに掃除してくれます。
・便の量を増やしてくれます。
・有害物質を体外に出してくれます。
それにより腸内にいる善玉菌などの腸内細菌を住みやすい環境に整えてくれるのです。
理想の便と出会う為には・・・
①便の量、色、形をチェック。
②食物繊維をしっかり摂る
この2つを心掛けましょう!
親、兄弟よりも多く顔を合わせる存在の便・・・
これからもっと良いお付き合いになることを願って・・・
この辺で失礼いたします。
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